枯れた沢を登る夢を見た。
たくさん歩いた。登った。降りた。
急な岩場や苔生した壁の通路。
虫やキノコや動物の骨。
強い日差し、木陰、気持ちいい風。
前を歩く人の背中、匂い。
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夏休みはとにかく連日雨。
雨がすべての予定を邪魔してくれる。
引きこもりの日々。
私なんか、という考えは尽きない。
「そんなことない」と言ってほしいみたいで、
口にはできないけど。
なぜ私なんかを想ってくれる?
絶対聞かないけど不思議でならない。
盲目になるには年を取りすぎた。
たくさんの邪念・不信・不安が募ってゆく。
それでも自分の根拠のないネガティブより
好きな人のことを信じたいと感じる。
信じる価値があると感じる。
しかし自分は何故ここまで臆病になってしまったのか。
うーん。