週末

現実では喧嘩したり問題を話し合ったり笑ったり。
夢の中では森を探検したり良い匂いの薄暗い部屋で読書したり。
どこへ向かうんだろう。
その先へ行っても後悔しないだろうか。
誰かの気持ちや態度や言葉一つで揺るがないものがほしい。
自分の力だけで制御できる幸せがほしい。
怖がってばかりいたけど
怖がっていても仕方ないんだ。
ひどいことが起きるときは防ぎようがない。
流れに身をまかせるしかない。
どうにもならない。
夫婦でいられなくても家族でいたいと思ったとしても、
そんな都合のいい話は通用しないであろうこと。
夫が嫌いでも夫が一番近しい存在であることに変わりはなく、
夫を失えばその家族もまるごと失うわけで、
それは私にとって大きな喪失であること。
でも仕方がない。