無理をしても仕方がない。
なるようにしかならない。
だからもし私が最終的に普通の家庭を望むなら、
彼と一緒にいるという選択肢はなくなる。
彼は断言しているのだ。
自分の人生・持てる全てを生きがいに注ぎ込むことを。
彼の真摯な努力を知っているし、
尊敬しているし、だから好きになった。
彼と家庭を持つということは、
子育ての大部分を私が負担するということ。
私には親がなく、頼れる兄弟もいなく、
彼の親も遠くにいる。
そして余裕のある暮しはとてもできない。
それでも、彼は良い父親になると思う。
何事にも全力を尽くすし、
愛情だって惜しみなくかけてくれるはず。
知識を分け与えるのだって惜しまない。
問題はお金と、自分に一人で子育てができるかどうか、だけだ。
まあ、それ以前にクリアすべき問題があるのだけれど。