油まみれの仕事が終わった。
ギトギト。
明日は何をしよう。
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私は大丈夫だ。
今日、それを確信した。
むやみに夫を傷つけることを望んでいない。
彼を巻き込むことも。
和を乱すことも。
踏み込んでいないし
いつでも立ち止まれる。
心配性すぎていろいろ想像して困惑しているだけだ。
彼に惹かれるのは特別なことではない。
彼の持つ特別な空気感。
自由にストイックに生きる姿勢とか
彼が見てきた美しいものとか
そういうのが凝集されている。
だから惹かれる。
私だけじゃない。
彼はこれからもそういう風に生きる。
私は私でこれからゆっくりと前に進み
自分の生活や人生を立て直し
数年以内に落ち着いた年上男性と出会うのだ。
今現在、目の前にいる彼に惹かれようとも
その計画は変わらない。