キャパ

お腹が空いた。
最近の朝食は牛乳をかけたシリアルなのに、
夫が牛乳をラッパ飲みで飲み干したせいで、
シリアルを食べられない。
昨夜作ったマフィンを代わりに食べたけど、
全然足りない・・・。
他に食べられそうなものといえば、
ホッケ、弁当用ハンバーグ、パプリカ・・・
いまいち。ガツンと食べられそうなものがない。
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眠る前に考えていた。
帰国するときは、
とても大変だろうなと。
この考えは、当然のようでいて、自分には画期的だった。
やらなければならないことたちが目前にくる前に、
色々と思いを巡らせて、
それらが一斉に降りかかってこないように少しずつ時期をずらすとか、
事前にできることはやっておくとか、
誰かに頼むとか、
とても抱えきれないなら諦めるとか。
それをすることによって、
自分のキャパにあった仕事や量を引き受けて、
いかに穏やかに過ごすかが大事だ。
友達とのさよなら。
今の暮らしの終わり。
この土地とのさよなら。
帰国。
部屋決め。
自動車購入。
引っ越し。(複数
仕事再開。
ハルとの暮らし再開。
新しい家での暮らし。
新しい土地での暮らし。
実家がなくなること。
これらが一気にやってくる。
たくさんの小さな問題が起こる。
心が揺れる。
それを分散したり、諦めたりする。
諦めきれないことは、踏ん張ってなんとかしたりする。
不安だ。
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こういうとき、他の人ならもっとうまくやるのになあと思う。
自分の知ってる人の中でも、一番器用な人を思い浮かべて。
最近はそんな考え、失笑ものだと感じる。
だってこれは、自分の人生なのだ。
下手くそでも面倒でも自分が取り組んでいかなきゃならない。
どんなに優等生ぶっても、いろいろな意味で三流の自分。
キャパが少ないなら抱える量を少なくしないとね。