水仙

水仙の一種を買ってきた。
まだ花はついていないけど、
写真を見るととても綺麗に咲くみたい。
無事に花が咲いてくれるといいな。。
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夫のことが憎たらしい。
喧嘩をする。
ボロクソに罵る。
ボロクソに罵られる。
絶対に自分は間違っていないと思って引かない。
けど、一息つくと、
本当に自分が正しかったのか疑問になる。
正しいことには、きっと違いないけど、
相手の弱さとか愚かさから出たつまらない間違いを、
追求するのは私の心が狭いからではないか。
私だって多くの間違いを許されて生きているのに。
夫が言うように、
自分はロボットのような冷たい人間なのではないか。
そしてグルグルと思考がめぐる。
堂々巡り。
ここまで不安定なのはホルモンのせいだとしても、
理由がそれだけであることは決してない。
夫への憎しみや理解できないという気持ちのうち、
一体どこまでが正当な理由に基づくもので、
どこからが、嫉妬によるものなのか、もうわからない。
彼には温かい帰る家や、底なしの愛情を注いでくれる親や、
仲のいい姉や弟がいる。
たった一人、何でも相談できた大好きな母はもうおらず、
父は家を売って遠くへ行くと決めているし、
兄は連絡すらほとんどくれない。
そんな自分の状況がみじめで、
私には夫がとても妬ましい。
誰でも悲しい別れは経験する。
自分より悲しい思いをする人だって
ごまんといる。
自分が人より不幸だとは思わない。
ただ本当に寂しい。
寂しくて、一番身近にいる幸せそうな夫が妬ましい。
夫の家族と仲良くするくらいなら、離婚して一人になりたい。
ねじ曲がっていく、根性。
こういうことを書くのは本当に情けなくて、
みっともなくて、格好悪くて、恥ずかしい。
ああ。
私は大抵幸せだし、母のことももう平気だ。
頑張って生きている。
でも、早く、もっと悲しみが和らぐといい。
寂しさを感じなくなるといい。
ねじ曲がった心が、直る日がくるといい。