坐臥

残業がないのではなくて
残業してないだけだった。
私が残業すれば、
残業しなきゃ終わらないくらい仕事を与える。
残業しそうもなければ、
その程度の仕事を与える。
とても有能な上司を持っている。
早く家に帰るのもいいが
毎日残業すればその分だけ
たくさん仕事をこなせるわけで
そうすると早くいろいろな仕事を覚えられる。
それって私が望んでいたこと。
仕事においてはいろいろある。
人間関係の難しさ。
自分の足りない点に気付いたり。
負けん気が強くて失敗すると悔しい。
今回間違ったから、もう間違わないね
と言ってくれる上司。
家に帰って彼と話すと、
緊張の糸が切れる。
嫌なことも流れて行く。
戸惑うことがあった時は
この人がいてくれて本当によたったと思う。
大事な人がどんな時も味方でいてくれる。
それはなんて心強いことだろう。
私は大事な人の大事な人なのだ。
そう思うと心の奥底まで安心する。