天気

こちらへ来て、天気の変わりやすさに驚いた。
一日の間に、いや、数時間、数十分の間に、
晴れ、曇り、雨とくるくる変わってしまう。
雷、ひょうなんてのも時々ある。
今、夜の十一時。
凄まじい雷と大雨。。。
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習い事の先生に頼まれて、
チャリティーバザーの手伝いをした。
学校祭のようで、楽しかった。
が、疲れた。。。
私はまだ良いが、一緒に手伝ってくれた
友人たちは今日も出勤。。。
つらかったろうな。。。
今度、ごはんに呼んでお礼をしよう。
ちょうど先週、鮭を一本買って来て、さばいたところ。
ちゃんちゃん焼きか、ソテーか。。。
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英会話のクラスの先生が、三週間の休暇を取った。
彼女はあまり長い休みをとらないけど、
時々、短い休暇や病気や忌引きなどで、
代わりの先生が来る。
今まで、代わりの先生は7〜8人来たが、
そのうち二人の評判が、クラス内ですこぶる悪かった。
いつもの先生がクラスで絶大な支持を受けている分、
代わりの先生の評価は必然的に厳しくなる。。。
クラスの人たちが求める、代わりの先生の授業内容や人柄のハードルが高くなってしまうのだ。
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評判が悪かった先生一人目、通称ピンクレディ。
(ショッキングピンクの服を着ていたので、本当にこういうあだ名がついた)
彼女は、ハードルがあがっている分を差し引いても、ひどかった。
身内に急な不幸があり、来られなくなった我々の先生に代わり、
急遽呼ばれて30分遅れでやってきた彼女。
入って来て早々、何の前触れも無く、引き笑いで爆笑しだした。。。
爆笑しながら早口で何事か喋っている。
かろうじて聞き取れた感じだと、
どうやら自分が急遽ヘルプを求められて、
急いで来た今朝のエピソードを話しながら思い出し笑いしているようだ。
朝、とんでもなく濃く淹れたエスプレッソをがぶ飲みしないと、
頭がすっきりしないらしい。
そして、そのことがおかしいらしく、一人で爆笑している。。
顔を見合わせ合う、クラスメイト。。。
安心した。皆も何がおかしいのかわからないらしい。
その後も、授業中、何度も独自のツボでいきなり爆笑する彼女。
その度に顔を見合わせ合う、クラスメイト。。
授業内容も、教科書を無視して自分の気の向くままに、と言った感じ。
しかもこの先生、よく笑う割に感じがいいとは言えない。
生徒が答えを間違うと、容赦なく真顔でノー!とぶった切る。
しかも生徒のジョークとかでは絶対笑わない。
休憩時間に入り先生が教室を出ると、
クラスメイトの間に妙な間が。。。
そして苦笑。
「変わった人ね・・」
「何であんなに笑うんだろう」
「すごく笑うね・・」
「びっくりしちゃった」
「・・・・・」
「・・・・・」
「彼女はクレイジーだ」
「全くだ」
「その通りよ」
「うんうん」
彼女は数ヶ月後、突然語学学校を去った。
我々の先生が偶然事務所で見たらしいのだが、
突如、号泣してやめていったらしい。
なんともエキセントリックな女性。
今でもピンクレディはクラスの中で伝説的存在となっている。
彼女と比べると、もう一人はまだ普通だが、
彼もすこぶる評判が悪かった。
その話はまた今度。。。